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Sentimental boys ワンマンライブ at 吉祥寺WARP

本日、吉祥寺WARPにて開催された

Sentimental boysのキャリア初となるワンマンライブを見た。

 

定刻を過ぎ、ステージに姿を表した彼らは

「君と泳いだ日」で記念すべき一日の始まりを告げる。

 

VJとしてde-sheevo氏を招き

聴覚だけでなく視覚的にも表現したライブは

1曲1曲が短編映画のようなSentimental boysの楽曲との

親和性がとても高く、観客を物語の中に誘っていた。

 

ライブ中盤では「10代の頃に演奏していた曲」として「終わり始まり」

「もう二度と演奏しないかも知れない。今日だからこそ」と「LOVE」

Sentimental boysとして初めて制作した楽曲「ストロベリーガール」と

キャリア初期の楽曲を立て続けに披露し観客を喜ばせたり

 

MCでメンバーの高校時代を振り返り

Gt.堀内がBa.櫻井に公園に呼び出され

「ストロベリーガール」を弾き語りで聞かされた事や

Vo.&Gt.上原が金髪の坊主頭で上半身裸でオカリナを吹いてから

ライブが始まっていたというエピソードで観客を笑わせ

ワンマンならではの和やかなムードが会場を包んでいた。

 

ライブ後半のMCでは

上原が最近彼女と別れてしまった事を告白し

「これまでの過ぎてしまった青春も大切にしながら

これからをもっと大切に過ごしたい」と話し

4月に新しい音源を発売する事を発表した後

その音源に収録される新曲「青春が過ぎてゆく」を披露。

 

「戻れない 戻れない」と言い聞かせるように

噛み締める様に歌う上原の表情がとても印象的なバラードだった。

 

彼らはその後「グッドバイ」「metro.」という

代表曲2曲を情感たっぷりに鳴らし、ステージを去った。

 

観客からのアンコールに応える形でステージに戻った4人は

「Boredom City Parade」を高らかに奏で

超満員の吉祥寺WARPの盛り上がりは最高潮となり大団円を迎えた。

 

Sentimental boysというバンドは

過ぎてしまった時間や

今、この瞬間にも通り過ぎて行く時間が

とても大切だという事を教えてくれる。

 

永遠のように長く感じた坂道の先にある隣町

夕食時を知らせる匂いや灯って行く街の明かり

帰りを急かす様にオレンジに染まって行く空

 

彼らの音楽を聞いていると

そんな懐かしい記憶の中の原風景が浮かんでくる。

 

忙しなく、流されていく事に慣れてしまった毎日の中で

立ち止まって、振り返ってみる事で

日々の中にある見落としてしまいがちな

大切な何かに気付けるような気がする。

 

もしあなたが「過去」に捕われ

「今」を受け入れられず

「未来」を悲観しているのであれば

 

その道標がSentimental boysの音楽の中にあるかもしれない。

 

あなたの生活に、あなたの人生に

優しく寄り添ってくれるかもしれない。

 

そんな事を思った一日でした。